代表取締役社長　關 秀哉

“ゆく川の流れは絶えずしてしかも、もとの水にあらず”
鴨長明の方丈記の一節です。「流」という一風変わった社名の由来をよく尋ねられますが、その折には、この書き出しのように「“絶えず、よどみなく変化し続ける会社”を目指して名付けました。」とお答えしています。

2020年、(株)流は創業から44年、法人化してから39年になります。その間、社名が表すような会社であり続けることを目指してやってきました。
だからこそ、社会が会社という組織に対して抱くイメージとは違った、少し枠からはみ出した組織を築いて来られたのだと思います。そして、所属するメンバーが共通認識として持っている、「多様性の受容」という思考が反映された組織になってきたのではないかと思います。

これからも、様々な経歴を持った人間がいる集団、枠を外して分野を横断的に渡る感覚を持つ人間や、他とは少し変わった考えを持つ人間の集団。それが、(株)流の個性だと自負できような組織を目指して行きたいと考えています。

「不確実性の時代」と言われて久しい現代ですが、創業当時とは違う“今”に即した「変化し続ける会社」を目指して、この時代の流れに棹さしてみよう。
そう思っています。